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『焚火の終わり(集英社文庫)』宮本輝

焚火の終わり

【出版社/著者からの内容紹介】
樹34歳、美花27歳。係累をなくした異母兄妹は、寄る辺なき心を慰めあい、互いへの情愛を受け止めあうことにより、強く深く求めあう。タブーを超えた激しく純粋な愛を描く長篇。 (解説・池内 紀)

【内容(「BOOK」データベースより)】
根県の岬の町に住む美花は、茂樹の異母妹である。幼い頃、岬の家に行くのが茂樹は好きだった。いつも二人は焚火を楽しんだ。父が死に、母も他界した後、茂樹は母のノートから「許すという刑罰」との謎のメモを発見する。一方、美花の家には異様な写真が一枚残されていた。「美花は本当に自分の妹だろうか」出生の秘密を探るうち、さらに強まる二人の絆。それは恐ろしいほどの疼きとなった。

【管理人レビュー】
本輝らしい小説と言えるのかな。
というか、この人の小説はなんでこんなにエロいのでしょう。
映像で観るより文字で見たほうが想像力が働いてエロイとは
よく言いますが、この作品は正にそんな感じです。

内容としては、異母兄妹がお互いを求め合うシーンが繰り返し綴られる
んですが、だんだん自分たちは兄妹ではないのでは、という疑念が
生じてきて‥‥でも、またやっちゃうんですね‥‥。
そう。たしかに濡れ場のシーンが多く、しかもそこがものすごく情感的
で読みどころでもあるんだけど、それだけじゃなくってなんか
「美しい」んです。この作品。

これぞ宮本輝のすごさですかね。

『みゆき』を読んで、あるいは観て、妹との恋愛を夢見て育った世代の人達は
そういった不純な欲望は捨てて、是非読んで下さい。

まぁ、不純な欲望があっても別にいぃんだけど。



テーマ : 最近読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

『秘密 (文春文庫) (文庫)』東野圭吾

秘密

【出版社/著者からの内容紹介】
と小学五年生を乗せたバスが崖から転落。妻の葬儀の夜、意識を取り戻した娘の体に宿っていたのは、死んだ筈の妻だった──。

【内容(「BOOK」データベースより)】
・直子と小学5年生の娘・藻奈美を乗せたバスが崖から転落。妻の葬儀の夜、意識を取り戻した娘の体に宿っていたのは、死んだはずの妻だった。その日から杉田家の切なく奇妙な“秘密”の生活が始まった。映画「秘密」の原作であり、98年度のベストミステリーとして話題をさらった長篇、ついに文庫化。

【管理人レビュー】
末涼子主演の映画の方を観た人も多いでしょう。
とにかく有名な作品です。
しかも、「肉体と脳味噌が入れ替わる」ってゆうこれまた『転校生』とか
『放課後』(ドラマのほうね)とかを思い出す人もいるんじゃないかな
‥‥それくらい色々な作品のベースになったわけです。

でも、有名な作品になったのがわかるよ、ほんと。
泣くポイントは人それぞれだと思うんだけど、とにかく俺はこれ好きだね。
ほんと泣ける。

だって、平介(主人公)はつらいよ〜。彼が我慢してる姿を想像するだけでも
泣けるし、直子が隠していた「秘密」(特に最後の数ページ)に平介が
気付いちゃうシーンとか、思い出すだけでも泣けてきちゃう。
全国のお父さんには是非読んで欲しいですね。そうじゃない人も是非☆

本気で名作です。



テーマ : 最近読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

2/18『今日のワークアウト』

あ〜疲れた〜‥‥

ここ1ヶ月くらい、毎晩走るようにしてるんだけど(運動不足解消兼Diet)、
最近気付いたのが、走る距離を測るようにするとがぜんやる気になるって
ことです。

携帯のアプリで(俺はauなんだけど)、走った距離とか消費カロリーとか走った
ルートのマップとかを表示してくれるので、明確な目標を持って走れます。
今日はとうとう10kmの大台を突破しました!
10kmなんて中学の時の合宿(バスケ部だったんです)以来だわぁ。
‥‥と感慨にふけっております。
走り終わった後の達成感‥‥これが気持ち良くって続けてるんだな。

この、何かしら目標を決めて走るって方法、なんとなく
疲れるまで走るってゆうより格段に運動効果は高まるはず。
運動不足の人は試してみてね☆

あ〜疲れた。



テーマ : 日記
ジャンル : 日記

『大誘拐―天藤真推理小説全集〈9〉 (創元推理文庫) (文庫)』天藤真

大誘拐

【出版社/著者からの内容紹介】
務所の雑居房で知り合った戸並健次、秋葉正義、三宅平太の三人は、出所するや営利誘の下調べにかかる。狙うは紀州随一の大富豪、柳川家の当主とし子刀自。身代金も桁違い、破格ずくめの斬新な展開が無上の爽快感を呼ぶ、捧腹絶倒の大誘劇。天藤真がストーリーテラーの本領を十全に発揮した、第三十二回日本推理作家協会賞受賞作。

【内容(「BOOK」データベースより)】
度目の刑務所生活で、スリ師戸並健次は思案に暮れた。しのぎ稼業から足を洗い社会復帰を果たすには元手が要る、そのためには―早い話が誘拐、身代金しかない。雑居房で知り合った秋葉正義、三宅平太を仲間に、準備万端調えて現地入り。片や標的に定められた柳川家の当主、お供を連れて持山を歩く。…時は満ちて、絶好の誘拐日和到来。三人組と柳川としの熱い日々が始まる!第32回日本推理作家協会賞長篇賞受賞作。

【管理人レビュー】
わずと知れた天藤真の傑作推理小説。
ずいぶん久しぶりに読みましたが、やっぱり面白い。
とにかく、設定がものすご〜く細かくて、念入りに取材して描かれているんだろうな
と感心してしまいます。
もちろん展開、キャラクターの立ち具合のどれをとっても一級品!
個人的にはとし子刀自の、明敏でそれでいて愛くるしいキャラクターが大好きです。
誘拐された被害者が犯人の逃走劇を手伝う(ってかむしろ主役)ストーリーってこの
『大誘拐』がベースになってたりするのかな?最近結構あるよね。

おすすめです☆



テーマ : 最近読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

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